疲れて料理したくない日の夕飯|罪悪感なしの乗り切り方

「今日はもう、何も作りたくない」。

そんな日が、誰にでもあります。仕事や育児でくたくたの夕方、冷蔵庫の前に立つ気力さえ残っていない。

それなのに、「ちゃんと作らなきゃ」という気持ちだけが頭の隅に居座っている。この落差が、いちばんしんどいところです。

この記事では、料理したくない日の夕飯を、罪悪感なしで乗り切る方法をまとめました。頑張れない日の自分を責めないための考え方も、あわせて紹介します。

「料理したくない」は、サボりではない

まず伝えたいのは、疲れた日に料理がつらいのは自然なことだ、ということです。

SNSや情報番組では、手際のいい時短レシピが次々に流れてきます。それを見て「あれくらいできるはずなのに」と落ち込む必要はありません。

献立を考えて、材料を確認して、作って、片付ける。料理はひとつの家事に見えて、実際は工程の多い仕事の連続です。

毎日それを回しているのだから、「今日は無理」という日があって当たり前。むしろ、休みなく続いてきた証拠です。

「作りたくない」と感じたら、それは手を抜くサインではなく、休むサイン。そう捉え直すところから始めてみてください。

頑張らない夕飯の選択肢を、先に決めておく

疲れた日にいちばんつらいのは、調理そのものより「どうしよう」と考えることだったりします。

だから、元気なうちに「疲れた日はこれ」という選択肢を決めておくのがおすすめです。考えなくていいだけで、夕方の気持ちがずいぶん軽くなります。

疲れ具合で選ぶ、夕飯の目安

疲れ具合夕飯の例調理時間の目安
もう何もできないお弁当、お惣菜、出前、外食0分
火を使いたくない納豆ごはん、卵かけごはん、冷奴、さば缶5分
少しだけなら動ける冷凍うどん、レトルトカレー、卵とじ丼10分

ポイントは、いちばん上の「0分」も立派な選択肢として入れておくことです。

買ってきたお惣菜も、出前も、夕飯として何も欠けていません。「作らない日」をあらかじめ選択肢に入れておくと、いざというとき迷わず頼れます。

買ってきたものに、一品だけ足す

「全部買ってきたものだと、少し気になる」という日は、一品だけ足す方法もあります。

  • お弁当に、切っただけのトマトやきゅうりを添える
  • お惣菜に、インスタントのみそ汁をつける
  • おにぎりに、カット野菜のスープを合わせる

包丁を1回使うだけ、お湯を注ぐだけ。それでも「今日もなんとかなった」という気持ちは、ちゃんと残ります。

5分メニューを、ちょっとだけおいしくする

火を使わないメニューも、小さなひと工夫で満足感が変わります。

納豆ごはんなら、卵を落とすか、ごま油を数滴。冷奴なら、かつお節やねぎなどの薬味をのせるだけで、急に「一品」らしくなります。

さば缶は、そのまま食卓に出すより、器に移して大根おろしやポン酢を添えると気分が違います。どれも1分かからない工夫です。

罪悪感が出てきたときの考え方

それでも、「手抜きしてしまった」という気持ちが顔を出す日はあります。

そんなときは、夕飯の役割を思い出してみてください。お腹を満たして、明日につなげること。

それが果たせていれば、夕飯としてはもう十分です。

手作りの日も、お惣菜の日も、外食の日もあって、食卓は長く続いていきます。1日単位で採点しなくていいのです。

家族がいる場合も、「今日は買ってきたよ」と言っていい。毎日ごはんを担当している人が倒れないことのほうが、ずっと大事です。

栄養の偏りが気になるときも、1日で帳尻を合わせようとしなくて大丈夫。数日から1週間くらいの幅でゆるやかに整えばいい、と考えると気持ちがラクになります。

「手抜き」ではなく「省エネ」。呼び方を変えるだけでも、気持ちは少し変わります。

「何もしたくない日」に備える、小さな仕込み

余裕のある日に少しだけ準備しておくと、疲れた日の自分がラクになります。未来の自分への仕送りのようなものです。

  • 冷凍うどん、レトルトカレー、ごはんの冷凍ストックを常備しておく
  • ごはんを炊いた日に、1食分ずつ冷凍しておく
  • 「疲れた日はこれ」というメニューをメモして、冷蔵庫に貼っておく
  • さば缶やツナ缶など、そのまま食べられる缶詰を切らさない

どれも数分でできることばかりです。「あの引き出しを開ければ何かある」という安心感が、疲れた日の支えになります。

特別な買い出しは要りません。いつもの買い物のついでに、疲れた日用の一品をかごに足しておく。

それだけで、疲れた日のちゃんとした備えになります。

逆に、冷蔵庫に何があるか思い出せない状態は、それだけで疲れを増やします。ストックの置き場所を決めておくだけでも、迷いはぐっと減ります。

今日の夕飯が納豆ごはんでも、大丈夫

料理したくない日は、これからも必ずやってきます。

そのたびに罪悪感を抱えるより、「こういう日用の型」をいくつか持っておくほうが、ずっとラクに続けられます。

型といっても、立派なものでなくて構いません。「無理な日はお弁当」「5分だけ動けるなら納豆ごはん」。

それくらいの、ゆるい決め事で十分です。

今日の夕飯が納豆ごはんでも、お弁当でも、ちゃんと1日を終えられたなら、それで十分。まずは自分をねぎらうところから始めてください。

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